レーシックとは
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レーシックとは

これまで、近視・遠視・乱視などの多くは、眼鏡やコンタクトレンズを用いて日常生活に支障をきたさない視力まで矯正していました。レーシック(レーザー視力矯正手術)、レーザーを角膜に照射し屈折力を変えることで近視・遠視・乱視を矯正する手術です。
レーシック手術によって裸眼での生活が可能になることで、眼鏡やコンタクトレンズのわずらわしさ・不便さから解放され、よりアクティブで自由な生活を楽しむことができます。

【日常生活】
○コンタクトの着け外し、手入れの面倒さから解放
○眼鏡のわずらわしさからの解放
○安心感

【アクティブな生活】
○ゴルフ、テニス、サッカー(汗をかく、日焼け、ボールがぶつかる、目にホコリや砂が入るなど、眼鏡やコンタクトからのわずらわしさからの解放)
○サーフィン、ダイビング、水泳(水の中のスポーツ)
○スキー、スノーボード(ゴーグル着用、乾燥などの状況)
○旅行(気軽さ、自由さ)

 
近視・遠視・乱視のメカニズム
眼の仕組みと正視の状態

ヒトの目では、外から入った光は入り口である角膜を通り、瞳孔、水晶体を経て網膜上に「像」を結び、情報が視神経へと送られます。正視の状態では入ってきた光が、角膜と水晶体で屈折し、網膜上で「像」のピント(焦点)が合うようになっています。

近視 : 目に入ってきた光が角膜を通る際に、角膜の屈折力が強い、眼球が長いなどの理由で、網膜に届く手前で焦点を結んでしまう状態です。
網膜上では像がぼやけてしまいます。
遠視 : 目に入ってきた光が角膜を通る際に、屈折力が弱い、眼球が短いなどの理由で、網膜よりも後ろで焦点を結んでしまう状態です。
遠視の場合、通常遠くが見え、近くが良く見えませんが、遠視が強い場合は、遠くも近くも見えにくくなります。
乱視 : 角膜の形が球形ではなくゆがんでいると、屈折が強いところと弱いところが出てきてしまい、通過した光が一点で結合しない状態です。
焦点があわないために、物が二重・三重に見えます。

角膜の構造と矯正治療

角膜は「角膜上皮層」「ボーマン膜」「角膜実質層」「デスメ層」「角膜内皮層」の5層構造をしています。



角膜の5層構造
角膜上皮層 : 表面で角膜を保護しています。この層は傷などが付いても再生します。神経があり敏感。
ボーマン膜 : 上皮と実質との間にあるコラーゲン層。
角膜実質層 : 角膜の主な構成部分。手術ではこの層にレーザーを照射し、屈折を調整します。
デスメ層 : とても丈夫で硬い膜。角膜の形状を支えている。
角膜内皮層 : 水分調整のポンプ。水分を吸上げたり排出して角膜を透明に保ちます。

レーシック手術で矯正後の角膜(近視手術の例)

レーシック手術では、角膜上皮層とボーマン膜で「フラップ(ふた)」を作り、「角膜実質層」にレーザーを照射して、 角膜のカーブの形状を調整することで、屈折の角度を変え網膜の一点上で焦点を結ぶように矯正します。





 

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