通常の白内障手術といえば・・・一般保険診療です。
ですので、その時に使用する眼内レンズは単焦点眼内レンズです。
単焦点眼内レンズだとレンズの設定度数にもよりますが、基本的には術後に近くを見るときには老眼鏡が必要になります。
自費診療の白内障手術は・・・多焦点眼内レンズです。
こちらの多焦点眼内レンズには遠近両用の効果があります。
遠近ともに眼鏡は不要ですので・・・基本的には老眼鏡が不要です。
(少し暗い場所での読書では老眼鏡を使った方が良いみたいです)。
最近こちらのレンズの手術のお問い合わせが増えています。
自費診療ですので費用は約50万円程度かかりますが、意外と多くの患者様に興味を持っていただいているようです。
こちらの多焦点眼内レンズ・・・まれにレンズ度数の誤差によって近くを見るときの距離感に誤差が生じることがあります。そのため術後にレーシックで度数調整が必要になる場合があります。
通常の白内障手術で単焦点眼内レンズを用いた場合でも・・・まれにレンズ度数の誤差が生じることがあります。こちらもレーシックで度数調整は可能です。
レーシックは近視、遠視や乱視の矯正を目的としていますが、白内障術後のレンズ度数の誤差の矯正にも対応できます。