レーシックの適応検査では角膜の形状を調べています。
レーシックでは角膜の厚さが大切ですが、角膜の形状も同じように大切です。
適応検査では数種類の角膜の形状を調べる検査を行って、異常の有無や異常の再現性を調べます。
これは正常な上下の対称性の良い角膜形状です。
これは上下の非対称の強い角膜形状です。
円錐角膜の場合にはこのような非対称の強い角膜形状が見られます。
レーシック不適応の条項はいろいろあります。
そのひとつが角膜形状異常(円錐角膜)です。
角膜形状が軽度の非対称性の場合にはラゼックで対応していますが、明らかな円錐角膜形状の場合はラゼックも不可です。
その場合にはフェイキックIOLや角膜内リングでの矯正をおすすめしています。