日本眼科学会

東京国際フォーラムで4月5日~4月8日に行われた日本眼科学会に出席してきました。

眼科学会ですのでレーシック等の屈折矯正以外の眼科分野のお話がたくさんあり、いろいろ勉強になりました。

学会に行けば。。。機械展示を見て回ります。展示されているものは国内承認機器に限られますが、実際に手術機械、手術器具に触れることができます。

メーカーの方とお話をしてみると。。。医療機器や薬剤が厚生省から認可されるスピードは以前に比べると少しずつ早くなってきているようです。

厚生省に認可されていなくても自費診療で使用することは可能ですから、レーシックの機器でも性能が良ければ未承認機器を導入するクリニックはたくさんあります。導入するクリニックが多ければメーカーは厚生省に承認申請をしてくれます。承認を受けるにはデータ提出等の面倒なことや必要経費がいろいろありますから、ある程度の販売利益を見込めないと承認申請なんてしてくれません。

10年くらい前と比べると・・・眼科に限らず医療の進歩は素晴らしいです。良い医療と分かっていても国の財政の制約で国内に導入されない機器や薬剤はたくさんあります。これからの将来に医療財政が良くなっていくことは考えにくいので、きっと自費診療で行われる医療はもっと増えていくのだろうと思います。

そんな時代の学会や機械展示はもっと楽しくて勉強できる内容になっていると思います。