安全な手術とその環境

何事もそうですが、簡単そうに見えることほど実際には難しいことがあります。
他科の先生から、“白内障手術は人工レンズに入れ換える手術でしょ?短時間の手術で良いね”って言われることがあります。
短時間で手術が終わるのは様々な技術とコツ、経験があるからでそう簡単には出来ません。簡単そうに見えるくらい手術手技が洗練されているからで、“オレにもそれくらい出来るかも・・・”って勘違いさせるくらい高度なテクニックです。
そしてその高度なテクニックをサポートするスタッフによって安全で短時間の白内障手術は成立しています。

 

レーシックの場合だと・・・機械が全部してくれるから簡単で良いねって言われることがあります。術者が見ているだけで、機械が手術してくれたらホントに良いなって思ってます。

実際のレーシックの手術手技はシンプルです。レーザー機器が行ってくれる部分は多々あるのですが、その機械が良い状態で作動するように維持されていなくては困ります。特殊なレーザー機器を扱う手術のため、日々の手術が問題なく安全に行なわれるように多くのスタッフと業者さんが関わっています。

 

1人の術者だけでは良い医療レベルを維持するのは限界があります。多くのスタッフの技術と努力で安全な医療が維持されています。