ICLの近況

かわもと眼科でICLを導入して1年が経ちました。

価格の問題もあるのでレーシックより症例数は少ないのですが、だいたい1ヶ月に1名の方がICLを受けています。写真.JPG100レーシックで矯正することが難しい高度近視の方には非常に良い術式です。

矯正に必要な度数のレンズを眼内に固定するだけですので結果も良好です。

結果が良好なためか術後検診にあまり来られない方が多いです。3ヶ月検診まではちゃんと検診を受ける方が多いですがそれ以後の検診に来られる方は少ないです。

 

ICLはレンズをオーダーしてから約2ヶ月でレンズが届きます。

製造依頼するとメールが届きます。写真.000在庫があればストックレンズが早めに届くことがありますが、ほとんどの場合カスタムで製造されますので到着まで時間がかかります。

 

多焦点眼内レンズと乱視矯正

白内障手術で多焦点眼内レンズを希望する方は定期的にいらっしゃいます。写真2写真1写真3

これまでの先進医療認定の多焦点眼内レンズは乱視矯正効果がありませんでしたから、白内障術後にもともとの乱視が気になる方はレーシックで追加矯正を行っていました。写真4

レーシック後は乱視が解消して遠近ともに裸眼視力が改善します。多焦点眼内レンズの効果で遠近ともちゃんと裸眼で見えます。

 

最近は乱視矯正効果のある多焦点眼内レンズが先進医療で認定されています。写真1000

眼内レンズの精度は今までと同様に誤差は少ないですから、多焦点眼内レンズ術後にレーシックで追加矯正が必要になることは非常に少なくなると思います。