ICLによる屈折矯正手術

有水晶体眼内レンズは前房型と後房型の2つのタイプがあります。

今回は後房型の有水晶体眼内レンズ(ICL)を用いた手術を行います。

手術前のデータです。

両眼とも高度近視です。

目のデータから使用する眼内レンズをオーダーします。

結果が楽しみです。

 

 

PTK

定期的に角膜混濁除去のPTKを行っています。

この方は免許更新時の視力を懸念されて角膜混濁除去のために当院を受診されました。

両眼に顆粒状混濁があり屈折度数も乱視が強くなっています。

両目ともできる範囲内で角膜をエキシマレーザーで削りました。

免許更新に必要な視力に回復してくれることを願うばかりです。

外傷性白内障

エキシマレーザーを用いた近視矯正手術はレーシックとラゼックという方法があります。

ラゼックは角膜が薄い人、近視の度数が強い人、フラップを作らないので格闘技をする人に向いています。

格闘技・・・ボクシング、総合格闘技、空手などなど。

基本的に顔面を殴られる・蹴られる頻度が高いということになります。

ラゼック術後はフラップはないので殴られても蹴られてもフラップトラブルは生じることはありません。

しかしそれ以外の眼組織は殴られたり蹴られると相応のダメージが生じます。

ボクサーの網膜はく離はその典型例です。

その他に水晶体に混濁が生じる外傷性白内障があります。

目の中は非常に弱い組織です。

網膜はく離や白内障手術を受けた後は激しい格闘技を続けるのは控えたほうが良いでしょう。