こちらは角膜内インレーを用いて近くを見えやすくする方法になります。 その原理はシンプルですし、手術手技もシンプルです。
老眼治療の方法もいろいろあります。年をとれば最終的には白内障手術して遠近両用眼内レンズを用いて遠くも近くも見える状態になるのが良いですが、45歳から60歳くらいまでの間の老眼をどう対応するかということです。
老眼鏡で対応するという方が一番多いのでしょうが、メガネが面倒でレーシックを受ける動機になるのと同じように老眼鏡が面倒。。。と考える方もいるはずです。
今のところ角膜内インレーを用いた老眼治療で、片目が少し近くが見えやすくなるという方法が無難なようです。
もちろん全ての方が適応というわけではありません。その方の感覚に合っているとか見え方に違和感がないとか、そういった適性が求められる手術だと思います。