加齢性黄斑変性症

レーシックとは関係ないですが・・・・

 

加齢性黄斑変性症という最近増えている病気です。

加齢性黄斑変性症という病気で、黄斑部という網膜の中心に異常が生じ視力低下する病気です。

網膜の中心に異常な血管が発生し、その血管から眼底出血を来して視力低下する病気です。

加齢性・・・なので年配の方に多く発症することが多いですが、時々若くして発症する方もいます。

数年前まではこの病気はなかなか良くする方法もなく、徐々に視力低下するのをどうにか

食い止めるのが精一杯でした。

 

数年前に画期的な薬が登場しました。

 

硝子体の中(目の中)に特殊な薬を注射することで、異常な血管の増殖を抑えて病気の進行を抑えます。

この”特殊な薬”のおかげで加齢性黄斑変性症という病気は劇的に視力予後が良くなりました。

薬に反応して視力が良くなる人もたくさんいますが、薬になかなか反応しない人もいます。

この”特殊な薬”の種類がもっと増えると、視力が良くならなくて困っている人が少なくなるのだろうと期待しています。

 

このような難治性の眼科疾患と向き合うと・・・・

レーシックという手術は素晴らしい手術だと思いますし、レーシック術後の老眼の対策に悩むのも贅沢な悩みだと思います。

その老眼を改善しようという手術が存在するのも贅沢なことだと思います。