QSV 20120818

2012年8月18日 土曜日 by かわもと眼科院長

今朝は風が涼しく感じられました。「暑さ,寒さも彼岸まで」とは良く言ったものです。

 

昨日,映画「TIME」をiPadで観ました。単純なストーリー展開ですが,疲れた頭にはこうした単純なストーリーの方が楽しめます。近未来的フィクションのお話。時間が通貨の代わりをするようになる世界,人々は時間を切り売りしながら生活します。一方で「富裕層」と呼ばれる人々は有り余った時間を持て余し,死にそうなくらいの退屈さに苛まれます。「お金」を「時間」に置き換えただけのストーリですが,娯楽映画として楽しめます。

この映画を観ながら,ふと妄想してしまいました。「日本もいずれこんな時代が来るんじゃないだろうか?」「でもそのほうが日本にとっては良いのではないか?」そんなことを考えていました。日本が日露戦争を戦った頃,人口は5,000万人程度でした。その後大東亜戦争・太平洋戦争後に1億3,000万人を越え,今度は収束局面に入っています。日露戦争を戦った頃の時のように。年々格差は広がり,その一方で自ら犠牲を払うことはせず,自分たちの権利ばかりを主張する人たち。やがてこの国は一軍と二軍に分かれてしまうのではないか?日本(一軍)国民と日本(二軍)国民。一つの国家の中に二つの自治政府が出来上がる。(一軍)政府と(二軍)政府。(一軍)国民は一流国家としての振舞いを許され,(二軍)国民は二流,三流国家として振る舞うことを強要される。そんな妄想をドラのんたでやってみたくなりました。

 

QSV: Quest for Super Vision(究極の見え方の追求)

ラジオドラマ ドラのんた:毎週金曜日午後6時半からFMわっしょい(76.6MHz)で放送中