QSV 20130415

2013年4月15日 月曜日 by かわもと眼科院長

昨日は突然の雨と雷で,びっくりしました!

 

かわもと眼科は,開業3年目に突入します。

この2年間,防府の地で開業医として,様々なことを学びました。いずれの経験も私の大切な財産です。大学や総合病院に勤務していた頃とは比較にならない程のノウハウを得ることが出来ました。外部の人との付き合い方や,これまで属していた組織のパワーや同僚・先輩,後輩のありがたさなど,本当にいろいろなことを学ぶことができた2年間でした。中でも副院長・山下医師の存在は大きいものでした。2年間,彼から多くのことを学びました。彼から学んだことをまだ充分に咀嚼出来ていませんが,今後のかわもと眼科の診療を行う上で,非常に示唆に富むアドバイスをたくさん貰ったと感謝しています。

今日から,かわもと眼科は3年目に突入します。かわもと眼科はLASIK(レーシック)を山口県内では初めて取り入れ,本格的な屈折矯正手術ができるクリニックとしてスタートしました。この屈折矯正手術を後ろ盾に,2年目には先進医療施設に認定され,多焦点眼内レンズを用いた白内障手術に関して,多くの経験やノウハウを身につけることが出来ました。また小切開硝子体手術や角膜移植(Penetrating keratoplastyやDSEAK),内視鏡を使った涙道再建術など,開業医ではなかなま難しいとされた医療にも取り組み,そのノウハウを蓄積してきました。これまでの経験とノウハウを最大限に生かして,実りある3年目とそれに続く5年目の節目を迎えようと思います。3年目から5年目までの3年間が,私にとって,とても大きく・大切な時期であることを自覚しています。これからの3年間で,かわもと眼科は,もっともっと素晴らしい医療を提供出来るはずですので,地域の皆様には大いに期待していただければと思います。私の恩師は「山口から世界の眼科学へ,最良の医療を山口へ」との目標を掲げて仕事をされていました。この精神を受け継ぎ,かわもと眼科も地域に密着しつつ,視野を大きく持って,最善・最良の眼科医療を提供し続けます。

先週,眼科の学会誌の一つである「IOL&RS」誌の校正原稿が戻ってきました。次号の「IOL&RS」誌に原著論文として掲載されます。また今年の山口県医師会雑誌にも原著論文を投稿していますので,こちらも近く発刊されると思います。3年目をスタートさせるにあたり,最先の良い出来事です。また,現在愛媛大学眼科学教室主導で進められている「白内障手術の術後眼内炎に対する前向き調査」の全国調査が今年6月に終了します。かわもと眼科も昨年,愛媛大学附属病院倫理委員会の承認を受け,この研究に参加させていただき,締切の6月までに,400症例近い症例を登録させていただく予定です。日常の診療に埋没することなく,より良い未来を築くための努力を今後も怠らないようにしていきたいと思います。

3年目を迎えるかわもと眼科は,これから大きく動き始めます。ご期待ください。

 

(My favorite)最近,ハマっているのがITOENの毎日1杯の青汁です。飲みやすく,健康的な飲み物です。

 

QSV: Quest for Super Vision(究極の見え方の追求)

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