20110516

2011年5月16日 月曜日 by かわもと眼科院長

昨日の日曜日は久しぶりに朝寝坊しました。

 

さて,昨日は「モオツァルト・無常という事」(小林秀雄著)を読み返しました。私たちの世代にとって,小林秀雄という名前は特別な意味をもっています。大学入試の現代文の問題文によく採用されており,私の世代の人は,一度はその文章を読んだ事があるはずです。小林の文章はとても難解で高校生だった私には,当時は読み解くのに一苦労でした。しかし大人になってからこうして読み返してみると,その文章の美しさや鋭さに圧倒されます。本書は何度も読み直していますが,読むたびに小林の文体の美しさに酔いしれてしまいます。そんな小林ですが,講演会のCDを聞くと,落語家の古今亭志ん生そっくりな語り口に驚かされます。小林の肉声もiPodに入れて,彼の著作同様,時々聞き返しています。

 

さて,昨日は辛子明太子を食べました。皆さんはこの明太子をどうやって食べられますか?私は表面を少しあぶってから食べるのが好みです。表面を少し焼く事で明太子特有の香りもよくなり,生臭さは消え美味しくいただけるのではと自分では思っています。

 

 

 

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