QSV 20120906

2012年9月6日 木曜日 by かわもと眼科院長

今日も不意に雨が降るかもしれないとのことです。

 

昨日,仕事の帰り道,コンビニエンスストアによると,駐車場で弱々しく歩く,カブト虫を見つけました。メスのカブト虫です。産卵を終えて,生き延びるために何か餌を探していたのでしょうか?ツヤはなく,羽根をはじめ,前身はぼろぼろになっていましたが,それでも何かを求めて必死に歩いていました。もはや飛ぶ力は残されていないのでしょう。

カブト虫等の昆虫の寿命はとても短いですよね。でも短い故にその一生は見る人からするととても濃厚な一生のように見えます。昔わたしは友人に,「カブト虫になりたい!」といったことがあります。カブト虫は一瞬の輝きの中に生きています。そのいさぎよさに心引かれるものがありました。自分もあんなふうに強烈な輝きの中で生きてみたいという願望でもありました。戦国時代,兜の前立てに昆虫の図案を用いる武将が多くいました。ムカデやカマキリ等です。いずれも「後退しない」というその虫達の習性に敬畏を払った証しです。

昨日は手術でしたが,なかなか困難な手術で心が落ち込んでいましたが,このカブト虫の必死に生きる姿をみていて,何か励まされているような,叱られているような気分になりました。今日も頑張ろう!(写真はAmazon.co.jpより)

 

QSV: Quest for Super Vision(究極の見え方の追求)

ドラのんた:毎週金曜日午後6時半からFMわっしょい(76.7MHz)で放送中